認知症ケア

認知症ケア

認知症とは?

まず、認知症は、脳の病気や障害など様々な原因により発症します。それにより、認知機能が低下し、日常生活全般に支障が出てくる状態をいいます。

認知症になる可能性は誰にでもあります。私たちと同様、認知症を患った方々の心情も様々です。また、「認知症の本人は自覚がない」という考えも間違いであり、最初に症状に気づき、誰より一番不安になって苦しむのはご本人です。
逆に、認知症の人は理解力が落ちているものの、感情面はとても繊細です。あたたかく見守り適切な援助を行うことで、ご本人がやれることも増えていくはずです。そのため、認知症という病気を理解した、自然で優しいサポートが必要なのです。

そして、「認知症」の人のために家族が出来る10ヵ条(公益社団法人認知症の人と家族の会)に、次のよう書かれています。知的機能が低下し、進行していくのが多くの認知症です。しかし、すべてが失われたわけではありません。失われた能力の回復を求めるより、残された能力を大切にしましょう。[出典:厚生労働省HP(外部サイト)

共に(伴に)行う

認知症ケア 供に行う 伴に行う

訪問介護のサービスは、大きく分けて2種類あります。
一つは、入浴や身体の清潔保持、排せつな等の身体面のサポートを行う身体介護。もう一つは、調理や掃除、洗濯、買い物等の生活面のサポートを行う生活援助です。そして、身体介護には、「自立生活支援・重度化防止のための見守り的援助」というサービスがあります。これは、自立支援、ADL・IADL・QOL向上の観点から安全を確保しつつ常時介助できる状態で行う見守り等を行うものです。

ところで、利用者様によって、生活援助により「楽になった 」と思う方もいるかもしれません。しかし、利用者様が生活をしていく上での機能を阻害している可能性もあります。それゆえ、利用者様の残された能力を大切にし、ご本人が出来ることは、訪問介護員(ヘルパー)は見守り、出来ないことを援助する「共に(伴に)行う」援助は重要だと言えます。特に認知症初期の方にとっては、生活歴の喚起にも繋がり、当事業所では、「共に(伴に)行う」援助」を推奨しています。

認知症ケアへの取り組み

あいる訪問介護ステーションでは、認知症ケアの品質向上を目的に、厚生労働省が標準カリキュラムを定める「認知症介護基礎研修」の受講を推進しております。そして、正社員及び非常勤社員全員が受講を修了しております。また、パート職員を含む全職員の受講を進めています。[千葉県:令和4年度千葉県認知症介護基礎及び実践研修のお知らせ(外部サイト)

認知症ケア 認知症介護基礎研修

認知症理解への取り組み

Orange Day!(オレンジデー)

我孫子市内では、「Orange Day!(オレンジデー)」というイベントが行われています。これは、認知症のシンボルカラーであるオレンジ色のものを身に着け、認知症の方へのサポート、自分が認知症になっても自分らしく生きることなどを意思表示する活動です。
あいる訪問介護ステーションでは、ロゴの背景色を「オレンジ色」に変更し、毎週月曜日に「オレンジ色」にちなんだ物をInstagramに投稿することで、活動の周知を行いました。

認知症ケア Orange Day オレンジデー

お気軽にお問い合わせください。04-7170-4303受付時間 8:30-17:30 [ 土・日・年末年始除く ]

お問い合わせ

あいる訪問介護ステーションのLINE公式アカウントです。友達追加をお待ちしています。LINEで各種(訪問介護等サービスについて、求人について等)お問い合わせもたまわっています。

友だち追加

プライバシーポリシー | 株式会社LIFEBASE (lifebaseill.com)