介護士?

こんにちは、あいる訪問介護ステーション代表の山下です。
台風が過ぎ涼しくなることを期待しましたが(汗)連日、最高気温は30℃を超える日々...
それでも朝や夜は、涼しさを感じることもあり、秋も近づいてきたのかな?と思います。
さて、今日のタイトルは「介護士?」です。

ところで、先日、とある求人を生業とする業者様とZoomで面談を行いました。
その際に、以下のような指摘?がありました (^^ゞ
「御社のホームページは、介護士+○○で検索しても上位に表示されません!」
「当社なら、介護士+○○で上位に表示させることができます!」
ちなみに、○○には千葉や我孫子といったワードが入ってきます。

それもそのはず(笑)
あいる訪問介護ステーションのホームページに、「介護士」というワードは一切、ございません。
それは、意図的に「介護士」という表現を使っていないからです。

まず、○○士と言えば、弁護士や弁理士、司法書士などを連想するかと思います。
また、○○師は医師、薬剤師、看護師、教師などがあげられるかと思います。

ところで、○○士と○○師の違いは?
現在では、どちらも資格等を表す言葉ですが、○○士の「士」は武士の「士」ですね。
これは、公に使えるための技能や知識のことだと考えられます。
そして、○○師は、先ほどの医師などの他に、漁師や猟師、美容師、庭師といった言葉もありますよね(^_-)-☆
つまりは、公に使えるものではなく、生業を指す言葉とだと考えられます。
変な例を挙げると、「詐欺師」などもありますよね(笑)

介護士は資格?

介護の業界において、国家資格と言えば「介護福祉士」があります。
介護福祉士は、名称独占資格に位置づけられる、介護業界唯一の国家資格です。
そのため、介護福祉士を名乗るためには、学歴や実務経験を満たした上で、国家試験を合格しないと名乗ることができません。

では、介護士=介護福祉士かというとそうではないように思います。
介護士とは、(漠然と)介護に関わる仕事に就く人といったニュアンスかな?と思います。
ですので、字を当てるとすると、「介護士」ではなく「介護師」が正しいように思います。

話しがそれましたね(;^_^A
私は、やはり「○○士」とは、国家資格等を保有する者が名乗るものだと考えています。
そういった裏付けもないのに、介護士という言葉を使うのは不適切ではないか?と考えています。
例を挙げると、現在の「宅地建物取引士(宅建士)」は、2015年の法改正により、
宅地建物取引主任者(宅建主任)から、名称の変更が行われていますよね!

これが、あいる訪問介護ステーションのホームページに「介護士」という言葉を使っていない理由です(*^^)v
これからも「介護士」という言葉は、このBlog以外で使う予定はありません (^-^;
しかし、また同じような説明をするのは、面倒なので(汗)このBlogが検索にヒットするといいなと思います(笑)

建築家と建築士

写真↓↓↓は、アメリカの建築家「Frank Lloyd Wright(フランク ロイド ライト)」の作品集です。

介護士 介護師 建築家 建築士 フランクロイドライト


ライトは、近代建築の三大巨匠に数えられ、その功績は大きく、日本でも旧帝国ホテルの設計を手掛けました。
そして、ライトが訪日したのは、1913年のこと、建築基準法ができる1950年以前のことです。
話しが戻りますが、建築家=建築士かというと、違いますよね(^_-)-☆
一般的には、建築設計、特に意匠設計に係る著名な方、といったイメージではないでしょうか?
例えば、先に挙げた三大巨匠や安藤忠雄さん、隈研吾さんなどは、建築士ではなく建築家と呼ばれると思います。
つまり、ライトは建築家ではあるが、建築士ではない!と言ってよいと思います。

これを介護士に当てはめると、建築家は介護師で、建築士は介護士かな?と思います。

あいる訪問介護ステーション

あいる訪問介護ステーションは、我孫子市・印西市・柏市内において指定居宅サービス(訪問介護)、我孫子市内において介護予防・日常生活支援総合事業第1号事業サービス(訪問型サービス)を実施する訪問介護事業所です。

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